製品属性(仕様)
製品 分類 | 走行駆動装置用ベースブラケット |
業界 | 搬装置 |
---|---|---|---|
素材 | SS400鋼板 |
サイズ | L200×W570×H85 |
精度 板厚 | 平行度±0.05 |
工程 | レーザー・CO2溶接・フライス(縦型・横型)・塗装 |
製品画像(様子)
特徴
この搬装置ベースブラケットは、搬装置の走行駆動装置のベースとなるユニット部品です。SS400鋼板をレーザー加工、溶接組立と機械加工を行いなった製缶板金組立になります。品です。製品部品本体はt=16㎜のSS400の鋼板を溶接組立した5つの部品で構成されています。加工には、EXレーザー加工機で抜き加工後、強固な溶接組立を行なっています。そこで、溶接工程では使用鋼板が厚く、必要脚長も厚くする必要があるため開先加工を行い、溶接ビードを2層盛りする事で脚長8㎜を確保しています。機械加工では溶接熱による歪みを考慮し、フライス加工を行っています。また、上下面の切削加工で平行度をしっかり出しておかないと他の加工で精度が出なくなるので、上下面の平行度を出すように注意して加工をしていきます。その後、切削面をマスキングし指定色の吹き付け塗装を施しています。
このような工程を踏まえることで搬送置の駆動を支える精度と強度を併せ持つ製缶板金部品として機能します。溶接ビードを2層盛りにすることで、部品にかかる振動等にも強い、駆動装置となることにつながっています。