製缶加工と機械加工-産業機械一貫加工組立.com

製缶加工と機械加工

製缶加工と機械加工は、関係の深い加工方法です。製缶加工を行ったフレームやベースに、マシニングセンタ等の切削加工機を用いて機械加工するというように、製缶加工＋機械加工が求められる部品が多くあります。

製缶加工とは

製缶加工とは、板厚の厚い金属板を使用し、曲げ・溶接といった加工により求められる形状に成型する加工方法です。製缶加工は製缶板金加工とも呼ばれ、板金加工と類似したものになります。製缶加工と板金加工の違いは、加工を行う金属材料の板厚です。ただし、「板厚が何mmからが製缶加工」といった定義はなく、加工メーカーによります。一般的に製缶加工された部品は、架台やベース、フレームなど、大型になることが多いです。製缶加工と板金加工を比較した場合、加工方法や製品形状に違いはありません。

機械加工とは

機械加工とは、旋盤やフライス盤、マシニングセンタなどの多様な機能を持つ工作機械を用いて、ドリルやバイトなどの工具で研削・切削を行い、所定の形状に加工することを言います。機械加工については、以下にて詳しく説明していますのでご確認ください。

＞＞機械加工について、詳しくはこちら！

＞＞機械加工と溶接組立について、詳しくはこちら！

製缶加工と機械加工を行う部品

製缶加工と機械加工を行っている部品として、設備用のテンションやブラケットなど、様々なものが挙げられます。以下に具体的な加工事例を紹介いたします。

検査機ステンレスボス付きブラケット

検査機ステンレスボス付きブラケット制御装置

製品分類	検査機ステンレスボス付きブラケット制御装置	業界	検査機
素材	SUS304	サイズ	L219×W186×H42.6
精度板厚	寸法公差 0～＋0.1	工程	C1複合機・TIG溶接・機械加工(前・後加工)

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検査装置ステンレスブラケット製作

検査装置ステンレス機械組立ブラケット製作

製品分類	検査装置ステンレス機械組立ブラケット製作	業界	検査装置
素材	SUS304	サイズ	L282×W164×H45
精度板厚	Φ63 H6( 0～＋0.019 )	工程	機械加工(前加工)・TIG溶接・ワイヤー放電加工・機械加工(後加工)

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産業機械制御装置架台

産業機械制御装置架台

製品分類	産業機械制御装置架台	業界	産業機械
素材	SS400	サイズ	L2500×W950×H550
精度板厚	溶接歪無き事　±1.0mm	工程	溶接・塗装・組立

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検査装置カバー SS400材

検査装置カバー機械加工 SS400材

製品分類	検査装置カバー機械加工 SS400材	業界	検査装置
素材	SS400材	サイズ	L406×W327×H32
精度板厚	切り溝部公差 0～+0.05mm	工程	EX加工機(レーザー)・溶接加工・機械加工・タップ加工