製品属性(仕様)
製品 分類 | カバー・フレーム・ボックス |
業界 | 輸送・搬送・マテハン |
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素材 | SPHC(12.0t)/SS400(16.0t) |
サイズ | L1,640×W1,180 |
精度 板厚 | 穴ピッチ ±0.2~0.5mm |
工程 | レーザー(FO機/EX機)・タップ・溶接 |
製品画像(様子)
特徴
産業機械 一貫加工組立.comが製作した搬送機の点検台に使用される、厚板メインフレームを紹介致します。このメインフレームの本体には12.0tの鋼材を使用し、レーザー加工機で穴・外周を加工します。点検台用メインフレームの組立にM6タップを立てるのですが、タップを立てるためのΦ5.1の下穴が21箇所設けてあります。さらに、板厚に対して穴径が小さい為、加工条件には特に注意して加工を行っています。
また、通常ではボール盤を用いてタップ加工を行いますが、ワークが1,640×1,180と大きい為ボール盤に乗せて加工する事が出来ません。そのため、ハンドタッパーで加工しています。タップ穴のピッチには±0.2mmの公差があり、少しのズレでも公差から外れてしまいます。従来、ハンドタッパーで狭ピッチの高精度穴あけ加工は難易度が高いとされています。そのため、ハンドタッパーに自社製の特製治具を付けることで、厳しい公差にも対応し、高精度穴あけ加工を実現しています。そして、その後M20のタップ加工を行った板厚16.0tという厚板板金の4種類の子部品をCO2溶接にて組立ています。